朝、目を覚ますとコートを着たままベッドの上に転がっていた。
もちろん布団はかけてない。
酔っ払っていたわけでもない。
困ったことに記憶が全くない。
どうやらこの2、3日あまりに忙しかったため、
寝不足と疲れがピークに達したようなのだが…
これはもしや、健康体かつその昔文学少女だった私が常々憧れてやまない
「気絶」というものにかなり近い状態では?!
しかし、人前で倒れてなんぼでしょ。甘いなあ、あたし。


一緒に会社を出た後輩によると、
昨夜の私は、会社を出るまでは楽しそうにしゃべりまくっていたのに、
出てしばらく歩いたとたんに、突然プツリと話さなくなったので
かなり恐ろしかったらしい。
確かに、会社を出るころにはもう記憶がない。


いや、もうね正直、身もこころも肌もボロボロなんです。
こういうことがあるたびに、
日に日に老け込んでいくようでがっかり。
やっぱりカラダはごまかせないのよね。